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“建築士による地域貢献まちづくり研究会”準備委員会の発足に向けて

委員長 畔上 廣司

3月理事会において、“まちづくり研究会”事業計画案が提案され、5月16日(土) の平成10年度支部総会で満場一致承認されました。
なお、同時に準備 委員会の発足に向けて12名の委員が指名されました。
建築士会野田支部を中核に東葛地方及び地域の交流発展を目指し、
下記事項を基本的に活動準備して行きたいと考えます。



                         

1.  (社)千葉県建築士会野田支部“地域貢献まちづくり研究会”
   準備委員会の発足と活動目標について

  (1)自然、文化、住環境など目まぐるしい社会環境の中、地域に生まれ育った地元住民と新しく移住んで来た人々、或いは、一歩足を踏み入れた訪問者に『地域のアイデンティティ−』を感じさせる“まちづくり”を目指して地域社会に貢献して行く。
※アイデンティティ−(identity)…一体感、個性、独自性、主体性の意と捉える。

  (2)建築士会野田支部が中核となって、地域住民の共感、参加、活性化を踏まえた活動を目指す。また、本来的に住民、事業者、行政だけでは解決の糸口が掴めない“地域まちづくり”の課題に建築士の職能を通じて独自の問題提起を行ない、新しいまちづくりに貢献して行く。

  (3)準備委員会メンバ− ◎委員長 ◯副委員長
田村 清 高橋信男 ◯圓崎直之  小森みつ子
沢田孝夫 小林芳雄 ◯湯田 淳  戸張勝之
     
又多洋一 吉田国計  今市善弘 ◎畔上廣司
2. “まちづくり”準備委員会の表題検討・会則の必要性について
  (1)“仮称 地域貢献まちづくり研究会”(タイトル、キーワード)の確認。
  ※“まちづくり”の手がかりとなる名称/キャッチフレ−ズを検討する。

  (2) 会則の必要ある場合は検討する。

3. 仮称“地域貢献まちづくり研究会”事業内容
  “地域まちづくり”について、既に活動している北総地区及び近隣地域の団体或いは連絡会等との相互交流や意見交換などを通じ、建築士会活動の理解をはかると共に、建築士の知名度の向上を期待して行く。
また、昨今を通じ、“○○のまちづくり”という言葉は全国各地で盛んに利用され、この過大すぎるテ−マの中で、建築士会野田支部で何ができるのか、手始めにやれる事は何なのか“自分たちのまち”への貢献を目標とし、現状を把握しながら、建築士ならではのまちづくり技術で、先ず、具体的で即効性のある身近なものから一つずつ始めることでスタ−トする。

  (1)“野田市百人委員会提言書”提言内容の現状資料を検討する。
野田市の新たなまちづくりや総合計画に向けて市民の立場から市の将来像を考える目的で平成8年1月に発足され、2年3ヵ月の議論が行われてきた。
野田市で平成10年度より次期総合計画に提言内容を反映して行くとしている。→提言内容確認の上、職能を通じた専門的な部分で手伝いが出来るかどうか、市民と行政のパイプ役を担うべく、建築士会野田支部の提案活動の現実化をはかってく。
また、関宿町・流山市・野田市近隣地域間の“まちづくり”一般状況と交流状況等についても調査研究して行く。

  (2)商工会議所、青年会議所等が実施している“まちづくり”事業及びインタ−ネットホ−ムペ−ジ等との内容重複を考慮しながら、効率性があり、行動的で話題性、独自性のある建築士会野田支部のホ−ムペ−ジ掲載を目指して行く。

  (3)新たなアイデアや手法によって“新しいまちづくり”ガイドマップやかわらばん誌を発行するなどを企画立案し、広く一般の人々にも判りやすく建築関連情報を発信して行く。

4. 建築士会野田支部インタ−ネットホ−ムペ−ジ開設案と検討課題
  (1) ホ−ムペ−ジ開設による目的の明確化
 …前掲載文の“まちづくり”準備委員会の発足と事業目標をより具体化した内容で掲載して行く。

  (2) ホ−ムペ−ジ掲載内容の検討と効果について
 …建築士会の紹介、会員向けの報告、建築相談、地域情報、住まい相談、建築行政ニュ−ス等、有益な情報や多くの人々が興味を持つようなペ−ジ内容を検討し、ホ−ムペ−ジ掲載効果の実現性を求めて行く。

  (3) ホ−ムペ−ジ開設の告知について
 …“まちづくり”のワ−クショップとして会員全体で認識して行く。

  (4) ホ−ムペ−ジ作成予算及び運営費用と接続業者の選定について
 …野田市内の接続業者にインタ−ネットホ−ムペ−ジについて詳細な内容を説明してもらうなど勉強会を開催して行く。掲載内容の作成予算等については以下の費用が必要である。

 ア.初期費用  …(パソコン及びソフト、ホ−ムページ作成、登録料)
 イ.半固定費用 …(インタ−ネット接続料、電子メ−ル通話料、電気代、人件   費、 軽微なメインテナンス等)
 ウ・固定費用  …(ホ−ムペ−ジ年間掲載料)
 エ・メンテナンス費用…(ホ−ムペ−ジ更新等)

  
  ※メインディスクの本部設置と共に、電子メ−ル受付窓口、ホ−ムペ−ジ 変更、メンテナンスに係わる作業を、どこで、誰が、どのように実施して行くのか検討する。その他、当初及び更新時等の情報取材・文章の整理とデ−タ−等の作成については会員相互の分業が必要となる。

  ★まず、私たちが“まちづくり”作業をを進めて行く上で、根本的な疑問や基本的な問題を確認する必要があります。
一つの“まちづくり”の意味を本当に考えられるは、短期的に見ても5年〜10年の経 過が必要でしょう。その“まち”で暮らす人々にとって、魅力的なまち”とは、長期にわたり新鮮さを失わないものであり、5年〜10年後の“まち”の実態を考え、真の“価値有るまちづくり”を目指して行くことが極めて大事であると思われます。
これは事業途上での計画の見直しや、住民参加が欠かせないからであり、いま、私たちで何が出来るのか?どの様な活動が必要であり、どの様な社会貢献ができるのか?
一人一人の建築士が、市民として地域のニ−ズに取り組んで、様々な課題に向い、一つ一つの作業を通じて、実践的な活動チャレンジして行く。すなわち、活動団体として建築士が担う地域への貢献活動の果たす役割を明確にして行く必要があるのではないでしょうか。

  ★以上、S千葉県建築士会野田支部 “仮称 地域貢献まちづくり研究会”
準備委員会の発足にあたり、早速、今後の活動方針と活動予定について協議を行いたいと存じます。
下記により“仮称 地域貢献まちづくり研究会”準備委員会を開催致しますので委員の方々は出席をお願いします。

    日 時   5月23日(土) PM5:00〜7:00
    場 所   野田市役所     702会議室

同時に、事業計画実行手段の一つとしてインタ−ネットホ−ムペ−ジ開設案についても各項目を検討、協議する予定です。建築士会員のコンセンサスと“まちづくり”情報参加協力の呼びかけを今後共に推進して行きましょう。

各委員の抱負

支部長  田村 清

このたび、野田支部では事業部と青年部が主体となり、千葉県建築士会の中で先がけてインターネットホームページを開設致しました。
私たちは地域のまちづくりに建築士の立場で参加しようということから準備を進めてきました。
本年度5月の総会にて準備委員会の発足が承認され、会員の中から意欲ある12名のメンバーにより具体的に動き始めました。その名も「建築士による地域貢献まちづくり研究会」と決定し、今回スタートすることになりました。
野田支部管内に於いても「まちづくり運動」はいろいろな形で実施されつつあります。野田支部では建築士として地域に貢献してゆくことをモットーに次の様な活動をして行きたいと考えます。
私たち建築士が中核となり、地域住民の共感、参加、活性化を踏まえた活動を目指し、当面、次の様なことで研究会を進めるべく準備していきますので、宜しくご協力の程お願い致します。
  1. 市内商店街の活性化、特に中央商店街の今後の進むべき道への研究及び提言。
  2. 市内ガイドマップの充実…初めての訪問者に対してのアプローチ文化・教養・歴史コース、商店・飲食店・土産物・うまいものめぐり等案内コースの中に歴史的な建物、保存しておきたい建物を組み込み、且つ、それらの有効利用の研究・提案をする。
  3. 地域住民・商店会・事業主との触れ合いを深め研究会として貢献できるものを見出す。
  4. 一般の人々にわかり易い建築関連情報を発信し、建築士会野田支部を再認識してもらう。
  
  5. インターネットホームページ開設を良い機会に、建築士会活動を広く社会にアピールすると共に建築の情報発信基地としての役割を発揮させる。



事業部長 沢田 孝夫

この度、ホームページ開設にあたり、我々建築士会野田支部のアピール、最近よく聞かれる言葉「○○のまちづくり」について、全国各地で盛んなこの過大テーマの中で、建築士会野田支部にも地域に貢献できることがあるのではないだろうか?何が出来るのだろうか?
2市1町(流山市、野田市、関宿町)に住む一人一人の建築士が市民として地域のニーズに取り組み、様々な課題に挑戦し、実践的活動にチャレンジして行く。
建築士会野田支部会員の熱意に、私、事業部長としてこれに賛同すると共に、協力の呼びかけを行って行きたいと思います。


事業部(副委員長) 圓崎 直之

「まちへの誇りと愛着を育むまちづくり」
自分の生まれ育ったまち、現在住んでいるまちを愛し、より良いものにして行きたいという気持ちは誰にでもあります。多くの人々と共に、野田市・流山市・関宿町の良さを発掘し、広くアピールしまちへの誇りと愛着を育むことが、まちづくりのエネルギーになるものと考えます。

「夢のあるビジョンづくり」
私達のまちは、将来どうあるべきなのでしょうか。経済的発展・文化的豊かさ・自然との共存等、地域特性を生かしたまちづくりを目指し、地域の将来を考え、夢を語り合いましょう。具体的な行動計画はそこから始まります。そして、地域としての具体的なビジョンづくりのための情報収集能力を高め、地域の自立を果たすことが大切であると考えます。
また、一団体での“まちづくり”には限界があります。他団体とのネットワークは、まちづくりの輪を大きく広げるものと考えます。



理事 又田 洋一

遠く故郷を離れて30余年、建築産業ひとすじ、津波・火災・地震・崖崩れ・堤防決壊等災害と共に、建築法規は<安全強化の改正>をされ、好景気とバブルに攪拌され、時代にもまれて、建築環境は発展進化してきました。
この間、300棟を越える建物(住宅、工場、共同住宅、店舗・・・木造、鉄骨造、コンクリート造)を企画設計してきました。無数の工務店や、多様な建築主と、夜昼日曜を問わず打ち合わせ、現場の確認をしたものです。(今でも継続中) 多年を得た設計建築物は、もう建てた地形・建物・ご家族等、ほとんど覚えていません。
建築主においては設計者が一人、工務店が一社ですが、工事業者サイドでは500人以上と接してきました。記憶が薄れてもやむを得ない、それも現実なのです。(自己堅持型)
老朽化して再度、建て替えの設計を依頼されると「よく覚えていてくれたなー。」と驚きます。
再会し、昔のことを話され、建築許可書の原本をみると、そのころの自分がよみがえります。感激の一瞬でもあります。
設計は、T定規から始まり、ドラフター、パソコンと時代と共に、道具や設備が進化して、誰にでも、プランが可能なソフトも開発されました・・・・建築法規はおかまいなしで。
しかし、我々には、今こそ、設計成果図の作成が大変なのです。ワープロやパソコンに強いあなたなら、大方の理解は出来るでしょう。ホームページで逢いましょう。


事業部  小林 芳雄

「野田に生まれ、野田に育ち、野田の市役所の建築指導課に勤務している純粋の野田ッ子です。建築に興味を持ち、いろいろな建物を造り、壊し、また、見てきましたが、今特に関心があるのは新しい建物を見ることと同じように古い建物(あるいは町並み)を見ることです。
行政職員としての立場を離れ、一建築士として、会員の皆様と一緒に野田市のまちづくりに協力していきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。」


副委員長 湯田 淳

建築士会野田支部の活動がどのようなものかは、会員の方々でもそれなりに注意していなくては、はっきり見えていなかった状況だったと思います。そういう中で、地域にその立場を明確化させアピールする意味で、地域に貢献できる活動を始めたと言うことは、会員一人一人が、より一層誇りを持てる魅力ある団体になっていくのかなと思っています。
今回、まちづくりという意味では、その道のプロ集団がその作業に取り組むといっても、やろうとしていることは、地域住民や各種団体との協力のもとに成り立つものであって、決して容易なことではないと思います。しかし、誰かが動かなければ始まらないのも事実です。
このホームページも、「地域貢献まちづくり研究会・準備委員会」とともに、平成10年度事業計画で承認されたということは、今後の活動に有効なものだと考えております。活動内容はこのホームページ上でご報告するよう心掛けますので、皆様も温かい目で見守って頂けるようよろしくお願いいたします。また、ホームページ開設にあたり、ご尽力して頂いたC.ARTSの荒井さんに感謝の意を表したいと思います。


委員 今市 善弘

「建築士による地域貢献まちづくり研究会」発足にあたり 私は今まで主に建築の企画・設計・監理等を仕事としてきました。建築の仕事を通じて、多くの人々と知り合い、ものづくりの楽しさ、苦しさ、完成したときの達成感を何度も味わってきました。
ふと、自分自身を振り返る時、何かが足りない様な気がしました。そして、社会に役立つ事を、何か残したいという気持ちが強くなってきました。それを、建築士会の中で実現できれば幸いです。そして、地域社会貢献を「まちづくり研究会」の中で、伝統的な建築物の保存や記録をして行きたいと考えます。
また、「まちづくり研究会」が活発に活動し、地域社会に存在がより以上に認識され、会員の増強と建築士会の発展につながればと願っています。


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